「街道」で読み解く日本史の謎 (PHP文庫) [ 安藤優一郎 ]

   

PHP文庫 安藤優一郎 PHP研究所カイドウデヨミトクニホンシノナゾ アンドウユウイチロウ 発行年月:2016年11月01日 予約締切日:2016年10月31日 ページ数:372p サイズ:文庫 ISBN:9784569765686 安藤優一郎(アンドウユウイチロウ) 1965年、千葉県生まれ。

歴史家。

文学博士(早稲田大学)。

早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業、早稲田大学文学研究科博士後期課程満期退学。

江戸をテーマとする執筆・講演活動を展開。

JR東日本大人の休日・ジパング倶楽部「趣味の会」、東京理科大学生涯学習センター、NHK文化センターなど生涯学習講座の講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) なぜ品川は、江戸・東京の「玄関口」であり続けるのか?ー日本の将来を決めた「物流大動脈」/なぜ街道から離れた小村が、「巨大都市」横浜に変貌したか?ー幕末の「政治力学」が生んだ奇跡/なぜ鎌倉は「戦場の古都」となり、表舞台から消えたのか?ー敵も味方も引き寄せた「戦の道」/なぜ北条氏が滅亡しても、小田原は「戦略拠点」だったか?ー家康が受け継いだ「関東ネットワーク」/なぜ関所のある江戸時代に、「観光大国」が誕生したか?ー規制が現実に「追いつかない」とき/なぜ「天城越え」の往来は、江戸時代に不可欠だったか?ー「艱難辛苦」の先に待っていたもの/なぜ日本人は「富士山頂」へと続く道を生み出したか?ーそこは神と仏の「特別な世界」/なぜ甲州街道は、甲府を過ぎて信濃の「中山道」まで続くのか?ー秘められた「武田信玄の上洛」/なぜ日光例幣使は、幕府・朝廷の「微妙な関係」の象徴なのか?ー「京都と日光」が結ばれた謎/なぜ上杉謙信は大軍を率いて、「越山」を繰り返したのか?ー関東を目指す「本当の理由」/なぜ江戸っ子は「秋葉神社」へ遠い参詣の旅に出たのか?ー「火災多発都市」の切実な思い/なぜ善光寺の「御本尊」は四十年余り、諸国を流転したか?ー戦国乱世に訪れた「街道の危機」/なぜ源義仲は、頼朝より先に「平家の都落ち」を実現できたか?ー「北陸道」と「東海道」の主導権争い/なぜ和宮の「婚礼行列」は東海道から変更されたのか?ー「中山道」がまさった本当の理由/なぜ塩街道から、日本の「民間運送業者」は拡大したか?ー実力で勝ち取った「規制緩和」/なぜ美濃街道こそが、信長の「天下取りの街道」だったか?ー街道を制する者が「京都を制す」/なぜ石田三成は、関ヶ原を「天下分け目」の戦場に選んだか?ー家康の「中山道制圧」を阻止せよ!/なぜ秀吉は「美濃大返し」で最大のピンチを逆転できたか?ー「速度」こそが包囲網を打ち破る/なぜ「三人の天下人」の姿が、朝鮮人街道には見えるのか?ー朝鮮通信史が通った「将軍専用の道」/なぜ大海皇子の挙兵は「大津京を制する」ことができたか?ー「瀬田の唐橋」までの包囲網 なぜ鎌倉は「武家の都」として繁栄したのに、その後、顧みられなくなったのか。

どうして小田原は、北条氏が滅亡しても江戸時代に栄えたのかー。

そのカギとなるのが、“街道”だ。

本書は、人の往来や物流の大動脈であり、歴史の分岐点ともなった街道の役割に注目して、日本史の20の謎に新たな光を当てるもの。

従来にない視点から、驚きと再発見の“知的興奮”を存分に味わえる。

文庫書き下ろし。

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